災害を前にして思うこと・・・

2012.07.18

こんにちは。

 

ニュースで報じられている通り、九州北部を襲った豪雨は悲惨な実

 

情でした。

 

阿蘇方面へ車を走らせれば、あらゆる幹線道路が土砂崩れの為全面

 

通行止めになっており、大分方面へ行こうと思えばかなりの迂回を余儀なくされます。

 

不明者の捜索に全力が注がれている今は、市民が住んでいた場所が元通りになるという意味での復旧

 

には目途が立つはずもないと思います。20名以上の方々が亡くなった事を思えば、時間が経って現地

 

が復興する事はあっても、突然家族を亡くされた方々の生活や心が復旧する事はないのかもしれませ

 

ん。

 

先日、熊本市北区龍田陣内の知人のお宅へお手伝いに行って来ました。こちらは自宅の真横を流れる

 

白川の氾濫により、家の中まで土砂でいっぱいになっておりました。あらゆる家財道具を処分する為

 

に外に運び出し、トラックに積み込み、瓦礫置き場へ何度もピストン輸送したり、土砂を道路へかき

 

出したりしました。

 

写真はその知人のお宅なのですが、壁のシミがそこまで水が来た事を示しております。

 

こうなる前は閑静な住宅街だったのですが、潰れた車があったり、逆立ちしたような車があったりし

 

ておりました。泥は川岸から300m程離れた高くなっている所まで大量に来ておりました。

 

こういう災害の時は、人の助けの有難さと、日頃からの付き合いが如何に大事か、一人の人間の力が

 

如何に小さいものなのかが分かると思います。また、当たり前の事が当たり前でなかった事に気付か

 

されると思います。知人の所には沢山の人達が毎日手伝いに来てくれているようです。そして、気丈

 

に振る舞っておられたのでしょうが、奥さん共々下を見てはおられませんでした。取材に来ていたマ

 

スコミの方に行政の初期対応のまずさを率先して訴えておられました。避難指示が越堤寸前になって

 

も出なかったそうです。近所の人達と一緒になって自主避難した事で間一髪助かったそうです。

 

いずれにせよ、私達が普通に生かされているのは約束された事ではなく、いつ何時自分の身に何が起

 

きても不思議ではないという事、一日一日を大事にしないといけないのだという事、そして、明日は

 

我が身。人にした親切はいつかそのまま返ってくると、逆に言えば、人に親切にしなければ人から見

 

放されるという事を改めて確認できた気がします。

 

とにかく、一日も早い立ち直りを願っているところです。

 

加来